5. ロゴデザインの実際_コンセプト立案

目次

要件の設定

コンセプト立案では、前項の調査・分析をまとめそれを踏まえた上で、イメージ要件、機能要件の2つを設定してロゴデザイン開発の起点とします。

イメージ要件

イメージ要件は顧客に与えたい印象をキーワードやポジショニングで規定したものです。
下記は3つのイメージ要件設定事例です。プロジェクトに合わせどの手法が適切か判断して選択します。

1. キーワード

あまり多過ぎるとイメージが分散するので、3〜5つ位のイメージキーワードを設定します。

2. 対義語によるポジショニング

意味が反対や対照的となる語を活用して目指すべきポジションを設定します。

3. ポジショニングマップ

対義語の2軸を活用して目指すべきポジションを設定します。この際、競合他社の位置付けもプロットすると差別化が明確に規定できます。

機能要件

機能要件はロゴの機能において満たすべき最低限の要件で、どのロゴにおいても共通したものです。
主に下記が要件となります。

1. 独自性

競合他社との差別化ができている

2. 記憶性

一目で印象に残り、視認性が高く、ブランド名称の可読性も高い

3. 展開性

想定している様々なアイテムに展開しやすい

4. 国際性

世界で展開するブランドの場合は、グローバルで通用する表現

上記の要件を設定した後、ロゴデザイン開発を行います。

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